2021/09/03 13:01


Stadtです。
「【旧東ドイツ/DDR】Jungpioniere の1970年ピンバッジ」のご紹介です。
Jungpioniere(複数形)/ユングピオニーレ(ピオニールと言う呼ばれ方が主流かと)
の意味は、『ドイツ社会主義少年組織』のような感じ。
6~13歳位までの少年少女が所属し、ブルーのスカーフを巻いているのが特徴の一つ。
「Jungpioniereってこのバッジにはどこにも書いてないけど」と思われるかもですが、
バッジ内のJPがJungpioniereの略称です。
英語の読み方だと「パイオニア」ですかね。

「FÜR GUTE ARBEIT IN DER SCHULE」とは「学校でよく勉強するために」みたいな感じ。
Schuleは「学校」の意味なので、この二人の人物はきっと学生で、
首にスカーフのようなものも見えますね。
時代的に加盟している子たちは、付けることは「必須」だったんでしょうね。
一緒に写真に写っているのは、以前にStadtを2週間ほど発送お休みのご連絡の際に、
使用したものと年代、装丁違いの「Pionierkalender」、スケジュール帳です。
をご覧下さい!
この本の表紙にも小さく、今回のバッジと同じ「JP」のマークが載ってるのが
お分かりいただけるかと思います。

毎年内容が違う、このスケジュール帳。
ただ毎年記載しなくてはいけない内容も決まっていたとは思いますが、
デザインは自由だったようです。
この年はこんなテイストで各組織のバッジの説明がありました。
「Abzeichen der Pionierorganisation "Ernst Thälmann」
→ピオニール組織「エルンスト・テールマン」のバッジ

バッジ、なので裏にはピン、針が付いています。
指などに刺してしまわないようにご注意ください。
アンティークなので刺してしまった場合は、すぐに洗って消毒した方がいいですね。

バッジコレクターの方や、旧東ドイツにご興味がある方等、別の角度からも当時をかいまみれる
バッジかなと思います!

★10月くらいに並行して載せていた「BASE.Mag」が廃止されるようなので、
今回含めBASE.Mag掲載は終了させていただきます。

★サイズ:3.3cm×1.9cm(概寸)

★送料は別途発生致しますのでご注意下さい。

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