2020/05/16 13:55



Stadtです。

何回かBASEの特集にとりあげていただいている、この丸っこい置時計。

旧東ドイツ/DDRの製品です。

文字盤にあるように「Ruhla」(ルーラ)というブランドです。

 

Ruhlaはフランクフルトとライプツィヒの間位にある、テューリンゲン州の5500人くらいの街。

18611862年にChristian Georg Thiel兄弟によって設立され、

2019年に復活したようです

 

旧東ドイツ/DDR時代にはVEB(国営工場) Uhrenwerk Ruhlaとして製造され、

ある型の腕時計の売り上げは1963 ~1991年で1億本、輸出用として1/30,000本単位で

製造されていたようです。


今回の時計は、1940年代から50年代のRuhla(ルーラ)の前に「UMF」がつく旧ロゴ。

DDRの製品としては置時計、目覚まし時計がデザイン的には際立っていると思います。


 

DresdenDDR博物館/Zeit Reise(※今は新しく別の場所で営業)に行った時にあった、

DDRの目覚まし時計の展示です。



文字盤の数字のフォントや表示も違いますし、面白い形のものもあります。

ちなみに正面右のサイコロみたいな時計は、Berlinで昔意外な店で発見し、

少しだけ高かったので、凄く迷って結局買わず今後悔してます・・・・。

思えばそんなに高かったわけではなかったんですが、

当時は私は節約生活だったので後々の事を考えてしまった結果だったんですね~。


販売中のRuhlaの目覚まし時計は、ゼンマイや針は回りますし、

回したらカチコチと音はしますが、時計としては機能していません。

ですのでご検討するのであれば、インテリアとしてお考え下さい。


側面に剥げはありますが、脚もくるんとして球型で、シンプル、コンパクトで

両手でくるめる大きさ。レトロ時計好きな方も多い昨今、この子はいかがでしょうか。

 ■サイズ:Φ(文字盤)7.5cm×H8cm(+突起H5mm)×D3.5cm


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