2021/08/21 13:22


Stadtです。
今回は新商品の「旧東ドイツテイストのクラシカルPOPなゲストタオル」のご紹介。
「ER」の文字入りのDDRらしいテイストのクラシカルな図柄、
水色とベージュの色合いもいい感じです。
このタオルは日本のフェイスタオルよりもう一回り大きいサイズ感です。

今回のタオルは「VEB Frottex」VEB Frottex Berthelsdorf」のどちらかで
製造された「Frottex」
Dresdenとチェコの国境に近い、旧東ドイツのBerthelsdorf(地図赤い印)で
シャツやエプロン、タオルなどの幾つかの会社の工場が統合され、
国営化されたのがFrottexを製造する「VEB Frottex」です。
VEBとはDDR当時、旧東ドイツの街に点在するように建てられた、
多種多様な国営工場のこと)

その後、また更に他の会社が追加され「VEB Frottex Berthelsdorf」になり、
それはGroßschönau(地図緑の印)という所にあったVEB Frottana」に吸収され、
「VEB Frottex Berthelsdorf」は無くなりました
VEB Frottanaも旧東ドイツらしい図柄もある、タオル製品がメインです。
現在もFrottanaという会社はドイツのあるテキスタイル企業の一員として残っています。
ちなみにタオル地の事はドイツ語で「Frottee」、そこから派生した名称ですね。

クラシカルな図柄の中にある「ER」とはドイツ語で「彼」のこと。
ゲスト用としてホテルや一般でも使用されていたようですが、
シリーズとして「SIE(彼女)」「ES(子供)」も販売されていたようです。
なので今回のタオルもゲスト用として製造されたと思われます。
日本で言えば彼、彼女と書かれたタオルはないと思うので、
文化の違いも感じられますね。

残念ながら新品ではないのと、
タオルを使い込むと出てくる、縦のラインの織りの部分の摩耗と使用感がかなりあります。
ただ元々の織物の繊維の高さがあるので、畳むと厚みが出ます。
ズームアップでも伝わりにくいかもしれませんが、
HPに他にもズームアップしたものを載せているので、そこでもご確認いただければと思います。

ちなみに裏返すと織物なので色が反転しています。
文字は鏡映りのようになりますが、また感じがガラッと変わります。
タオルとしての使用より、何かの上にかけたりミニカーテンのように
使用していただいた方がいいですね。
私がこれを買ったのもこの色合いと、丸みを帯びた花柄が和みますし、
何と言ってもこのDDRらしいデザインから!
センスのある方だったら、ステキにインテリアとして活かしてくれるのではないかと!
★10月くらいに並行して載せていた「BASE.Mag」が廃止されるようなので、
今回含めBASE.Mag掲載は終了させていただきます。

★サイズ:43.5cm×91.5cm

★送料は別途発生致しますのでご注意下さい。

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