2021/03/09 13:44
Stadtです。
今回は掲載中の
【旧東ドイツ/DDR】花柄のぽっちゃりミルクピッチャー
旧東ドイツのKAHLAのクリーマーのご紹介。
前回ご紹介した楕円プレートもKAHLAで、かつクラシカルテイストでしたが
今回もたまたま同じようになってしまいました。
ただ今回のこのKAHLAのミルクピッチャーですが、
クラシカルではありますが、旧東ドイツデザインにあるPOPさが混じったものになっています。
図柄はクラシカルなんですが、タッチはラインの太さや色使いに遊び心があって、
かっちり堅めな雰囲気ではありません。
食器デザインも取っ手のこの大きい穴の開き方、本体と幅が近いです。
本体が小さいから取っ手もバランス良く小さくという固定概念にとらわれず、
小さいから持ちやすくしようと機能性も考えたのかもしれません。
そういう感じが好きなんですよね。(私の勝手な憶測ですが)
注ぎ口は本体から少し上がっているタイプ。
鳥のくちばしみたいです。
あとこのミルクピッチャーの特徴は底の部分。
ゴルフボールのように底部分のみ丸いへこみで覆われていて、
しかも下から上に向けて、直径は小さくなっています。
触っても楽しめる面白い造作になっています。
裏印は冒頭から説明しているように、KAHLAの王冠の刻印。
現在販売されているものは、違うマークになっています。
時代や背景によって変わる裏印は、判断材料になるので助かります。
ただ私も判断力や知識はまだまだですけどね。
この黄色いお花と、その黄色と茶系のラインの組み合わせも魅力のこのミルクピッチャー、
春先や秋に合いそうですよ。
■サイズ:上:Φ5cm、真ん中:Φ8cm、底:Φ4.5cm
先から取っ手まで:約10cm、高さ:10cm(高さ)
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