2020/09/21 12:44
Stadtです。
今回は新商品の旧東ドイツのプレートのご紹介です。
旧東ドイツの食器ブランドの代表格で、Stadtでも多く扱っている、
Colditz Porzellan(通称CP)製です。
縁の図柄はドイツ、マイセン発祥(マイセンも旧東ドイツ)のZwiebel Muster、
ブルーオニオン風な柄でタマネギが描かれています。
ただそれだけでなく、マイセンのブルーオニオン柄の陶器にないような、
チューリップ風な花柄等が描かれていること、
図柄の青色がDDRの食器によく使用されている色であること等が特徴です。
私はオレンジや茶色のテイストも好きなんですが、
この色もDDR食器の特徴と思っているので、見つけるとつい手に取ってしまいます。
繊細さやクラシカルというより、POPで楽しくなるような雰囲気を醸し出しています。
お皿の中心と縁にだけ図柄があるのも異なる点です。
深さもあって、作りがしっかりしている割には、思ったほど重くはありません。
裏面の「INGLASUR」(イングラズーア)は陶器の絵付方法の表記で、
食洗器使用ができるようです。
GDRは『German Democratic Republic』英語表記の略、
ドイツ語表記略はDDR、『Deutsche Demokratische Republik』、
GDR表記があるという事は輸出用食器という意味です。
白地に青なので周囲のインテリアにも難なく溶け込みそうですし、
かつ主張もしているので、いいバランスがとれそうです。
※中央のタマネギのプリントに少しかすれはありますが、
他は使用感も少なくキレイです。
■サイズ:Φ21.2㎝×縁2㎝×高さ3㎝