2020/08/17 07:22
Stadtです。
webshop掲載中の旧東ドイツ/DDR『縦に伸びる緑の幾何学模様のミニポット』。
上の写真の商品は以前にBlog記事に書いた、『幾何科学模様のバラ柄のミニポット』の
柄違いです。おかげ様でバラ柄の方は掲載後Sold outになりました。有難うございます
今回のポットの柄の縦長のシャープな三角は、針葉樹に見えないこともないです。
丸は針葉樹の林に降る雪を誇張したもの・・・かも?
北欧雑貨にこういう似たような柄があったような気も・・・・。
これは歴史のあったWeiss, Kuhnert & Co. 製造で、旧東ドイツ時代中の1956 - 1972に
製造されたようです。(ちなみに旧東ドイツの期間は1949 - 1990です。)
Weiss, Kuhnert & Co.は1990年代に無くなっています。
以前にご紹介した『ちょっとずんぐりな、バラの図柄のミニポット』と同じ製造元です。
製造場所となるGräfenthalはテューリンゲン州に位置する、州都はエアフルト。
(赤のしずくの場所)
旧東ドイツ時代はエアフルト県、ゲーラ県、ズール県、統一後にテューリンゲン州になった
経緯があります。
赤丸はDDR時代に食器等製造されていたり名が知れている都市で、
Gräfenthalと同じテューリンゲン州にあるJena(イエナ)はグラスで有名な街。
ガラス食器の『イエナグラス』、カメラのレンズや顕微鏡、眼鏡で有名な『カール・ツァイス』が
あります。ご存知の方も多いと思います。
Berlinからは距離があるため、手前のGeraまでしかまだ行ったことがない私です。
Jenaもそうですが、Erfurtもその下のSuhlに行った時に乗り換えだけしましたが、
駅入口から少し街を見ただけで行ってみたいんですけどね。
話が逸れましたが、今回のポットもバラ柄と同じように、反対側には柄はありません。
一人分が飲めるコンパクトサイズで、飲み口も本体に近く機能的なのはバラ柄と同様です。
特徴的なバラの図柄に見えるグリーンの幾何学柄は片面だけですが、
回せば気分に合わせて全面を白に変えられます!
ポットの底部にはタテのラインが入っていて、取っ手もしっかりしています。
インテリアとしても映えますが冷たい飲み物を欲するこの時期、
これに氷を入れて冷たいお茶を楽しむのもいいですし、
クーラーで体を冷やしすぎず、温かい飲み物を摂るのも大事かもしれないです。
(私は夏でも温かいお茶、飲みます!)
■サイズ:本体:H11.8cm/Φ6.5cm、フタ付き:H約13.8cm
取っ手最長幅(下部):約3cm