2019/05/02 19:21
Stadtです。
遂に平成から令和に年号が変わりましたね。
令和でもStadtを宜しくお願い致します。
民族衣装をまとった女の子の図柄が入った
ショットグラス(Sold Out)とキッチンクロスを掲載しています。
その民族衣装を着用するのはソルブ人。
今回はそのソルブ人の民族衣装について、
改めて調べてみました!
ソルブ人とはドイツのザクセン州北東部(Oberlausitz)とブランデンブルグ州南東部(Niederlausitz)
に在住するスラヴ人の一派。彼らが住む地域を総称してラウジッツ(Lausitz)と呼ばれています。
Lausitz地域はドイツ人による東方植民の影響を受けて急速にドイツ化、後にソルブ人(Sorbisch/Sorben)と
呼ばれるようになったそうです。
ブランデンブルグ州南東部の中心都市はCottbus(コトブス)。
街にはスラブ人の民族衣装を着た女性をモチーフにしたモザイク壁画が残っていたり、
今回のようにDDRの雑貨や食器にモチーフとして描かれています。
彼らの民族衣装は地域によって違います。
Cottbus(コトブス)を中心に多いタイプは
Brandenburg州のSpreewald地区の下写真タイプ。
(引用:http://www.sorbe.de/ )
花(バラ、パンジー、スミレ)と蔓(ツル)を
刺繍したシルクの布と、その上下にレース、
下のレースのその下にビロードの帯が縫われた
スカートをはきます。
スカートの色は赤(若さ、友情、愛)が未婚女性、
緑(幸せな夫婦、勤勉な生活)が既婚女性を
示す色として、1900年位まで着用されていましたが、
現在は教会の礼拝時やお祭り時に黒、青、紫を着る人が増えているそう。
お祭りの日には蔓状の花が刺繍されたシルクと、
チュール生地にレースをあしらったものを
縫い合わせたCypjelという首巻、白いレースの
エプロン、色付きのシルクのリボンの帯も着用します。
Lapaと呼ばれる大きな特徴的な頭巾は
Spreewaldの一部の地域で着用されていて、
骨組みの厚紙と刺繍されたシルクの布地を
針で止めていくそう。
他にも
・Schleifer
・Bautzen
・Hoyerswerda
・Kathsolischen
と地域ごとに違うタイプの衣装があります。
またLausitz地区のイースターエッグは絵付けが
細かいことで有名です。
私も知らなかったので、次回現物を手に入れたい
なあと思っています。
5月、少しだけ新商品Up予定なので宜しく
お願い致します!
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Stadt
・ドイツ在住時のBlog(現在更新保留中):
→2019.8~ yahooからLivedoorへ移行しました。